Tuesday, July 8, 2008

「消えゆくイメージ」的なsomething

Bottles

ゆーぞーさん宅で撮らせてもらったミニボトルたち。4月の話です。

飯沢耕太郎さんの著作はいくつか読んでいる。
たぶん『写真について話そう』だったと思うんだけど
「フィルムで撮った写真は簡単には消せないけど
デジタル写真はボタン一つで消去できるよね。」
っていう話をしてて、当時デジタルしか使ってなかった僕は
でもそれって写真の本質に関係あんの?
ケミカルで撮るか、エレキで撮るかの違いだけじゃないの?
と思った記憶がある。

で、フィルムを使うようになって捉え方変わるのかなと
思っていたんだけど、あんまり変わってない。

デジタル写真はそれは簡単に消去できるけども
究極的なことを言えばログは残る。
それは写真じゃないかもしれないけど
フィルム写真でも写真自体がバラバラになったり燃えてしまったり
したらもはやそれは写真とは言えないわけで。

デジグラフィ(デジタルフォト)を「消えゆくイメージ」と評するのは
なんか違和感が残るというお話。
僕はむしろデジタルで撮るなら無駄なものを撮りまくって全部残す。
消すのは簡単だけど、残すのも簡単ですよ。
(保存性とか抜きに、方法論で言えばですが)
逆にフィルムは量的な問題から最近は
「プリントするやつだけスキャンすればいいか」
と思うようになった。
取捨選択することで僕の中から余分なコマは消えていく。
そうすると消えゆくイメージを持っているのは
むしろフィルム写真の方に思えてくる。

デジグラフィは
「コピーされ、ネットワークに流通して
どんどん増殖していく側面」
こそが象徴的に見えます。
特にたんぶらなんかで写真をreblogしたりしてると。

まあ飯沢耕太郎氏が言いたかった「消えゆくイメージ」を
全く自分勝手に解釈してる感まんまんですが。
でも結局写真て自分の解釈が一番中心にあると思うし
これでいいのかも。

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