Friday, October 17, 2008

「過去も未来も存在せず、あるのは現在と言う瞬間だけだ」

Crash cans
有機物たち

タイトルはトルストイの言葉から。
この言葉通りであれば写真は常に現在という瞬間を捉え
存在しない過去へと葬っていく葬儀屋のようなものか。

視覚 - Wikipediaによれば
中心窩から20度程度の領域が中心視野、それ以外の領域が周辺視野で
周辺視野では色覚が失われるらしい。
なんとなくカラーで見えてる気になっているだけで基本的に脳内補完
しているのだろう。うまい具合にできているものです。
さらに、暗所視における光受容器(桿体)は1種類であるので
暗い所を見るときにも色覚は存在しないらしい。
夜景を白黒で撮るというのは人間の視覚的に見ても自然な行為
ということですか。
勝手に脳が色を補完するからこそ、白黒写真は白黒写真として
成立するのか。
ここらへんの視覚のはたらきは写真にとって重大な影響を及ぼす
領域であるのでもう少し突っ込んだ知識を得たいところです。

視覚関係でWikipediaめぐりをしていてふと思い出したんですけど
網膜を英語で言うと retina。
この名を持つカメラたちが1930年代~60年代にかけてコダックから
発売されています。"網膜"という名のカメラ。
僕の網膜は何かを残すことができるだろうか。

明後日は結婚式で大阪です。トンボ帰りになりそうな予感。
来週は輪講という名の発表とミーティングのコンボで忙殺される予定。
というか今からやっておかないと到底間に合わない。

そろそろ修論の枠組み、Outlineを構築していくようだ。
頭の中ではぼんやりと形は見えている。出力してみて
先生に意見を求めよう。

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